EDとは勃起しないだけでなく、十分な硬さに至らなかったり、持続できないために満足な性交渉ができない状態で、40代の約35%、50代の約半数、60代の約7割が該当すると考えられている。
これを放っておけないのは、EDの根本原因が「動脈硬化」である可能性が高く、やがては心筋梗塞や脳卒中などの発症につながる恐れがあるからだ。海外で40〜59歳を対象に、冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症など)とEDの関連を調査した研究報告では、疾患の重症グレードが上がるほどEDの発症率も、18%(グレード1)、57%(グレード2)、66%(グレード3)と明らかに高くなっている。
日本抗加齢医学会専門医・評議員で日本泌尿器科学会専門医の平野敦之医師(美健会理事長、ルネスクリニック日本橋院院長)は「国内でもEDのおよそ7割が血管系の問題から起きているといわれる」と説明する。
プレジデントオンラインより
コメント