PDE5阻害薬無効に対して、「ビガー2020」が記載
今回、発刊された『男性性機能障害 診療ガイドライン』(日本性機能学会/日本泌尿器科学会編)には、陰圧式勃起補助具の領域において、「ビガー2020」の名称が明記されました。具体的な製品名が掲載されたことにより、医師が診療の中で安心して患者に案内できる選択肢として位置づけられたことを意味します。
ビガー2020は2021年にPMDAの承認を受けて販売を開始し、現在日本で実際に使用可能な唯一の陰圧式勃起補助具です。ガイドラインで商品名が明記されたことにより、治療の現場における実践的な選択肢として、医師・患者双方にとって活用の幅が広がることが期待されます。
前立腺がん治療後の陰茎リハビリテーション
また、同ガイドラインでは前立腺がん治療後の陰茎リハビリテーション治療において、陰圧式勃起補助具の使用で「線維化の予防や萎縮防止に関する報告がある」と紹介されています。現在、日本でリハビリテーション治療に実際に用いることができる陰圧式勃起補助具はビガー2020のみであり、ガイドラインに基づいたリハビリテーション治療を支える存在となっています。
今回、専門学会が策定する診療ガイドラインに掲載されたことは、「ビガー2020」が医学的・知見を踏まえ、医師が患者に案内する際の一助となることが期待されます。
私たちA&HBは、医療機器の提供を通じて「健康」と「幸せ」を社会全体に広げていくことを使命としています。働く人々の力を支える「健康経営」、人生の質を高める「ウェルネス」、そして未来のいのちを支える「プレコンセプションケア」。そのすべてを支えるために、医療の現場で活用いただける選択肢を、これからも誠実に、そして情熱をもってお届けしてまいります。
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